a letter for him

3ヶ月ぶりにある人に会った。
建物に一歩踏み入れた瞬間はどきどきしてたんだけど、なかなか見つからないからどきどきがそわそわに変わっちゃって、
見つけた時は、感動の再会ってよりは、迷子がお母さんを見つけてほっとした感じに近かった。
ビシッとネクタイ締めて働く彼の姿は頼もしくて、入社前にはどーしよどーしよ言ってたのが嘘みたい。
そういえば、何でも器用にこなしちゃうんだ、この人は。羨ましいなあ。たまに天然さが出ちゃうけど。
勤務中なのにお店の中ですごいおしゃべりしちゃって、運良くそのまま休憩貰えて、外で30分だけお茶してこれた。
二人ともカラッとしてた。
30分フルで話せて楽しかった。
お店に戻る時、「来たとき、なんか印象違っててあれっ?って思ったんだよね。」って言われた。
気付いてくれて嬉しかった。
この日のために、この瞬間のために、髪も、肌も、服装も、メイクも、ベストを揃えてきたんだから。
何より、あれから4キロも減らしたんだよ〜、いくらあなたは気にしないと言えど、太ってるままじゃ身も気も締まらん。
そして、最近一人暮らしを始めた彼に、引っ越し祝いも渡せた。気に入ってくれそうなものをがんばって選んだので、喜んでもらえてほんとに良かったー。迷惑だったらどうしようって思ったし。
ほんとは夜一緒に飲む予定だったけど、彼が風邪っぴきだったので延期。
「一人暮らしの風邪」の怖さは100も承知なので、ビタミン飲食品も渡しといた。
それと一緒に、手紙も渡した。
何回も書き直して、やっと書き上げた手紙。
私の考えてる事を、素直に書けたと思う。
風邪ひいてるし、今日も勤務だったので、まだじっくり読んでないかもしれないな。
どうか、伝わりますように。