三割だけ、ネイルした。

RICCI2005-11-27

時間に余裕ができたら、ちゃんとストーン乗っけたりかわいくしたい!


今日は、六本木最終日。

講習終わって、ちょっと飲んでから、

せっかくだからとヒルズに行った。

けやき坂のイルミネーションが見たくて。

一緒に通ってた友達が昨日彼氏と別れたばっかりで、

貫徹なのに、すんごいスッキリしてた。

そんな女二人で、いざヒルズ。

イルミネーションは、やっぱり美しかった。

木にライトがまぶしてあって、風で木々がざわつくと、光がきらきらと。

紫から青に変わる瞬間とか、きれい。

とりあえず来てみたんだけど、

ポスターみて

ヴィヴィアンウエストウッド展が、もう開催中なことを発見。

ついに見ることができました!

待ちに待ってました。

この展覧会、去年の春にロンドンのV&Aでやっていたもので、

向こうにいる友達から、

この展覧会の熱烈な感想を添えたポストカードが届いて、

それ以来ずっと、日本にも廻ってこないかなーと、期待してたんです。

ついに、このときが、きちゃいました。

今、忙しい時期だけど、

今、見ておかないと!

今じゃなきゃだめなのー!!!

ってことで。

結論から言うと、すごいよかったです。

展示数が150着くらいと、小物類とで、かなりたくさん。

雑誌でしか見たことがない作品を、実物で見れました。

Voyage時季の、全身タイツみたいなやつ、それに付随するドレスとか。

実物は、思ったよりもコンパクトで、女性的な魅力をじわじわ出してました。

オートクチュールドレスが、ハンパないかっこよさ。

ツイードのシリーズも、すてきだった。

それに、作品だけでなく、

ヴィヴィアンウエストウッドという人そのものを、生まれから今に至るまで追った内容で、

生き方と、作品を照らして見れて、とても濃かった。

デザインルーツが分かったり。

あたしが持ってるシャツにも施されている、わざとしわをひだ状に縫っているデザインの由来も。

ヴィヴィアンの象徴的なデザインのやつ。

これは、昔の英国で着られていたコルセットドレスをヴィヴィアンが再現した時に、

チュチュなしでスカートを膨らませ、美しい形を保つために施されたのがはじまりなんだとか。

次にシャツ着る時が、楽しみだなあ。春先かな?
そして、ヴィヴィアンはとてもかっこいい人だと思った。

おばあちゃんな今でも、パンクキッズの心を持ってモード界で生きている。

インタビュー映像での言葉で、

「私の服は、裸でいるより、体をより美しく見せるもの。

ヴィヴィアンウエストウッドの服を着ている人がいるとき、

人は、その人を見て『きれいな人がいる』と言うのが本望。

『きれいな服』と言われるのではだめで、

着ている人が美しく見えるような、服を作っているの。」

と、彼女は言ってた。

服のデコラティブさからは、想像つかないような発言。

そうだったのかー!!!

図録ないのが残念だな。

まあ、ところどころでヴィヴィアン特集の本はいっぱい出てるから、いいか。

いずれにせよ、お金なくて買えなかっただろうし。

ポートフォリオ作りで随分お金使っちゃってるのー。

ひーーー。

むしろ、見れただけで奇跡、ってことで!

あとで、ロンドンの友達にもメールしとこうっと。

そのあとは、IDEEでまったりお茶。

ふー。癒されたー。

キャンドルの火を見てて、癒されすぎてややねむねむ。

キャラメルティー、去年の冬ぶり。

イルミネーション、きらきら。

贅沢な時間。

この空間は、だれかの手によってつくられたものなんだよね、

その人に、とても言いたい。

ありがとう。

そんなステキな気分で駅に向かった、

だけど、

だけど!

見てしまった。

街を走る、あの車。

ウコンの力」の宣伝カー。

発光している巨大「ウコンの力」のビンを背負ったトラック。

これ、三日連続で目撃してるけれど。

このタイミングで、出てこないでよお〜〜〜!!!!!

あまりのぶち壊しっぷりで、腰抜かしました。

パニック状態で、大笑い。

これも、だれかの手によるものなんだよね。(つーか広告代理店)

ひとこと言わせてください。

すてきな気分、返してよー!!笑




BGM*SPITZ/スーベニア