オリーブ

今日、ふらっと本屋に行ってみたら、
ひさびさに、「Olive」のロゴを発見。
ついに復刊かしら?
と思ったけれど、復刊ではなく雑貨特集的な増刊号みたいなやつでした。


このところいろいろ出費がかさんでて、
しかも他に買わないといけない本があったものだから、
980円は簡単には出せず(これ、普通のオリーブの2倍の値段っすよ。。。)
長時間立ち読み。


やっぱ期待を裏切らない内容。
捨てページがないなって。
載っている雑貨も、写真も、雰囲気も。
しかも今回のこの本、生地屋さんいっぱい載ってて、
普段自分がちょこちょこ顔出す所が載ってたり、
けっこう近所なのに知らなかったお店とかも載ってて、
もーーー。
欲しい。
いいや、増刊だからまだしばらくは本屋に置いてあるだろうし。
いざとなったらバックナンバーだ!


そういえば、捨てずにまとめてとっておいてるのって、
オリーブくらいかも。
あとは、実家のお姉ちゃんの部屋には、青春の象徴のZipperとFRUiTSがあったり。
装苑もいっぱいあるはずだけど、バラバラに点在してるしなあ。
装苑は、オリーブが休刊になってから読み出したんだよなあ。
休刊になって、早2年半。
自分が実際に購読してたのは、1年くらいだけど。
すごくすきな雑誌。
買い出したとき、ストリート雑誌はどれ開いても同じかっこうの人々が載ってるだけで、
人と違うものを求めていた当時のあたしには物足りなくて、
色んな雑誌を手にしていたなかで、
この雑誌を見た時、
「これだ!」
って、ちょっと運命感じたかのようでした。
確か、当時世の中のファッションはジーンズが主流だったんだけど、
オリーブには、そんなのおかまいなしで、
チェック柄のスカートとかのスタイリングが載ってた気がする。うん。
自分はスカート派なので、この流行はキツかったんだよなあ。
周りの雑誌と違うといえども、トレンドを無視していることはなく、
一見、優等生ファッションしか載ってないと思いきや、
ちょいセクシーなスタイリングがしてあったり、
ANAPとかのギャルの店が載ってたり、
ロックテイストだったり、アンティークだったり、
そんなミックス感、なんでもありなとこに魅せられました。
で、思い立ったら一直線。
「あたし、オリーブ系になる!」
って言って、シャツとかプリーツスカートとか、
よくオリーブで見かける服を着てみた。
すごい染まりっぷり。
結局、休刊になって買う習慣がなくなってからは、また元の感じに戻ったけど。
あたしは月刊になってからの購読で、
毎月ひとり、芸能人の特集をやるコーナーがあって、
それがすごい楽しみだった。
どんな色濃い人も、
オリーブ色に染めてしまうんだな。
小池栄子あやや、成宮くん、安藤政信とかとか。
いちばん印象的なのが、
酒井若菜
ぜんぜんイメージが違った。
ドラマの濱マイクが好きで見てて、それに出ててなーくらいに、
あんま自分の中に残ってなかったけど、
オリーブに載ってた彼女は、
テレビで見るのとメイクもスタイリングもちがって、
むしろこっちの方が素に近いんじゃないかってくらいしっくりきてて、
すごいかわいくて見とれちゃった。
さすがオリーブ、って思った。


いつか自分も、作り手として関わりたいなって、
受験を乗り越える目標にもしたけれど、
大学入ってすぐに休刊。
やっぱ美大だから、まわりに購読者がいて、
すごいいい雑誌なのになんでー?!
みたいに、一緒になって残念がった。
うーむ、そしてこの手の雑誌って、売れないんだろうなあと。
でも、これに代わる雑誌なんてないよー!
ちょこちょこ増刊出してるんだし、そろそろさー!


復刊、求む。






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