現実と向き合う

RICCI2007-04-03

卒業祝いに彼がくれたお花の画像で更新が止まっていたのが月日の流れを感じさせずにはいられません。
お花も、その時の彼も、もういないのです。
彼に、
私の事は人として、尊敬できるし、気が合って、話が合って、ひねくれてる同士で、好きだけど、大切な人だけど、
もう恋人として付き合って行く事はできない。
と、言われてしまいました。


昨日の早朝に、
新社会人として初出勤の日の朝。
よりによって…って感もあるが、
彼は少し前から考えていて、高熱で寝込みゆっくり静養している中で、出した結論をすぐに伝えたかったそうだ。
彼の、良くも悪くも自分の感情に素直なところは前から分かってたし、そういうとこ嫌いじゃなくて、むしろ好きだったから、彼らしいな、くらいに受け止めて。
彼のそういう部分は、本当に心打ち解けた人にしか出さないと言うし。
自己申告ながら、真摯かつ周りに気を遣って合わせてしまう彼が言うんだから、本当だと思う。
そんな彼が好きなんだ。


彼は私を、真剣に見ていてくれた。
いつも、私を知ろうとしてくれたし、私に何をしたら喜んでくれるのか考えてくれたし、いつも誰よりもやさしかった。
私はそんな彼を、付き合う月日の流れに比例してどんどん好きになっていった。
どんどん好きになっていったのだけども、
彼に対し、それをうまく伝える事ができなかった。
自分の気持ちを伝える事は、自分で発信するだけではだめだったんだ。
それは、エゴだ。
自分のための恋愛なだけだ。
つまり、私に欠落していたのは、
相手が発信する事を敏感に読み取って、応える事。
付き合っていくうちに、だんだん鈍ってしまった。
出会った頃は、目が合ってにっこりしてくれるだけで嬉しくて、
彼が何かしてくれる事ひとつひとつに対し、嬉しさを伝える事ができていたと思う。
でも、
だんだん、悪い意味で慣れてきてしまい、
彼がしてくれることを、どこか当たり前に思っていたんだ。
ありがとう、が言えなくなったんだ。
彼の優しさに甘えてしまっていたんだ。
彼は、そんな私に対し、
もう恋人としてみれないと思ったんだそう。
僕の優しさが、きみを駄目にしてしまっている、と。
手遅れになる前に、
別れよう。
と。


立ち直ろうと思ってはいるのですが、
これ書いてる今も、涙がでてしまいます。
彼や友達とかには、新しい人見つけよう、大丈夫って言ったけど、
もう恋人じゃないなんて、やっぱり嫌です。
好きなんだから。
私まだあなたに何もしてあげれてないし。
これから頑張って、もっとあなたの好きな女の子になっていこうと思っていたのに。
いつも誰かと別れる度に、
相手に対して憎しみや恨み怒りがこみ上げてくるのに、
彼にはそんな気持ちが全くないです。
私とのこと、誠実に話してくれて、いろいろ悩んで考えて出た結論なのだから。
私のこと、考えてくれてだした結論なのだから。
そんな彼が、嫌いになれないです。
むしろ、そんな彼が好きです。
でも、もう彼は私を恋人として見れないというのは避けられない現実です。
前の恋愛みたいに、付かず離れずずるずる引きずった挙げ句の果てに喧嘩別れなんて絶対嫌だ。
とにかく、探したって見つからないんだ、こんな大切な人。
関係は切りたくないです。
彼とはもう、恋人として付き合っていく事は諦めなくてはなりません。
でも、彼は、今までの付き合った女性に対し、そのまま友達になるというパターンは有り得ない、と断言してきたのだけど、
私に対しては、そう思わなかったそう。
僕の大切な人であるという事は変わらない、
でもそうなると、きみが辛くなっちゃうんじゃないかな、と。
だから私が、「あなたに未練あります」的な部分を絶対見せない事が、これからの関係を築くのに必要だと。
そして、
彼を尊敬し、貴重な人だと思う気持ちは大切にしつつも、
私を恋人として受け入れてくれる別の誰かを探そう。
彼と私は、運命の人ではなかった。
他の誰かが運命の人なんだ、彼にも私にも。
彼が運命の人であってほしい、と、いつも思っていたけれど。
初めて結婚を夢見さえした。



まとまらないけど、今の気持ち、そんな感じ。


ちなみに、実は先々週に彼と二人で沖縄に行ったばかりでした。
その地で、私はこれからますます絆が深まっていく事を望み、
彼は、私とやっていけるか終わりにするかを考えていた。
写真は、一緒に眺めた海です。
まさか、こんなに真逆の事を思っていただなんて。


彼は平日、私は土日と、彼と私は休みの日が合いません。
しかし、彼の配属先が私の駅の沿線21分で着く場所に決まったと知った時、
彼に合鍵渡そうとまで心に決めていました。
それも、幻となった。


うちの母曰く、
誠実で、真剣に付き合えて、いい人と付き合えたね。って。
いつか、いい思い出と言える日が来るよ、と。
それと、
私が、お母さんや身内の優しさに甘えるように彼にもすっかり甘えてしまっていたのかもね、
身内の優しさは見返りを求めないけれど、彼氏や夫は違うのかもね、と。
あと、
次は心も体も、ナイーブすぎない人と付き合ってみたら?と。
彼の繊細さ、紳士的なところ、大好きだけど、
それも有りかな、と思ってしまった。


昨日一日は全く食欲ありませんでしたが、
今夜は、彼のために頑張って作っていつ彼が家へ寄っても食べれるようにと冷凍しておいたハンバーグを自分で食べた。
ビックリするぐらい美味しいです。
元気でました。
このハンバーグ食べて落ちない男なんていない気がしてならないからです。


こんな強気言いつつも、
がんばっていればまた彼に振り返ってもらえるんじゃないか、
と、思ってしまう自分も居ます。
そんなの幻想なのだけど、
それで前の恋愛を失敗したのだけど、
そう思ってしまうのも、現実なんです。


どうすればいいのだろう。。。