乾いたスポンジ

ここでも書いた、スイーツ&鍋パーティ決行しました〜
スイーツはケーキ、エクレア、シューetc…10個以上用意してたのにペロリとなくなった!
研究室に差し入れしたときもそうだったけど、女の子は甘いもの大好きね♪
鍋は、4年半の留学から帰国したばかりの友達が悲願だったイベント。JAPANESE-NABE
もつでお肌ぷりぷり…狙いではなく、純粋に食らいたかった。
未だに部屋はもつの香に包まれております。
高校からの友達4人で、私と1人は春から働き始め、もう1人は9月から社会人になったばかりで、更に1人は週明けから入社。
ヴォジョレーの若々しいフレッシュな味を美味しくいただきながら、梅酒の甘みに酔いつつも、
鍋を囲んで話すのはやっぱり職場で感じる、社会の不条理なことについて。
仕事上の人間関係には、思いもよらない事が付加されて、それがストレスになる。
ばーっとしゃべっちゃったけど、話をしているうちに、
自分だけだと思い込んでいた事が、ほんとはそんなんじゃなくて、どこいても共通に起こっていたり起こり得ることなんだと知る。
それが解って、なんか来週からは会社から駅までの道で悶々としなくて、他のこと考えられる気がした。
それに加えて、ってか、そっちが大部分を占めるんだけど、
このメンツはみんな面白すぎて何度もお腹抱えて笑い転げてヤバかったー!!!
くだらない事を呼吸するリズムと同じくらいの頻度で発されて、もちろん自分も乗っかって、超楽しかったーーー!!!!
自分だけじゃなくて、みんなが楽しめて良い時間を過ごせて、うん、幸せ。



今日は、お目当ての展示を見に青山へ。
しかし、
本日休館日。
がーーーーん!
ツイてない。
…と、思ったら、それは大間違いだった。
すごく良い1日が過ごせました。
その直後、快晴の空に、飛行船が飛んでいるのを見つけました。
しかも、近い!すごい!
ちょっと嬉しい。
そして、いつも行くCAFE行って、ふとレジの横を見ると、本が置かれているのに気づく。
CAFEで売られている本と言えば、だいたい料理本かなんかだろう、と、いつもスルーするんだけど、
それは、すごい装丁がかわいくて、すぐ手に取った。

この本は、私の行ったCAFEの大元である、中目黒のcafe8という、純菜食主義に基いたCAFEの本。
1巻と2巻を読んで、2巻目を購入。(ほんとはどっちも欲しいけど、今日はお金なくて。。。)
女性アートディレクター二人が中心となって、メニューからアートディレクションまで作り上げる、パワフルなお店。
すごいなー、というだけでなく、
共感できる考えがあった。
純菜食というものを、人々にストイックな辛い物という印象を与えないイメージを作る、ということ。
店自体をあえて純菜食というアピールをせず、おしゃれでかわいいお店にしよう、と。
私も、卒業制作での、環境によい素材を使いましょう、という提案をデザイン化したとき、それがまず第一にあった。
エコとは我慢や辛い物という印象が世間にはあるから、それを一切感じさせない、楽しくて可愛いものとしてデザインして提案しよう、って。
すごく嬉しい!
今度、行かなきゃ♪
この本に出逢えた事に感謝。


そして、ぷらぷら歩いてたら、
パッケージデザインの展示を発見、しかも最終日!
OPEN!という、王子製紙や竹尾関係の展示だった。
出展していたのは10人くらい。アーティストさんもいれば、KOSEのデザイナーさんなど商業デザイナーさんが殆ど。
展示自体は、商業性にとらわれない自由なパッケージ。
最終日夕方だけあって、デザイナーさん本人も参上。
すごい好きな作品が2つあって、ほんとはすごく話しかけたかったんだけど、お友達と談話されていて勇気が出ず。
耳をダンボに聞いてみたら、
「いつ作ったの?」
「会社から疲れて帰ってきて、夜中に作ってた」
そうなのか?!
そんな中で作ったのを微塵も感じさせない、洗練されて幸せな気分にしてくれる作品。
なんか、社会人になってから初めて心の底から尊敬のまなざしで見てしまった。
こんなひとに、なりたい!こんなひとと、こういう展示をしてみたい!
すごくすごく、刺激。
学生のときの、こういう物作りたい!って奮起がもどってきたかのよう。
制約ある中でのツマラナサにめげそうになってたけど、いかんね。
負けない、そして、とにかく良い物作りがしたい。と強く思えた。
そしてお休みだった展示にも会社帰りにダッシュで行こう。
この視点で見れば、きっとなにか感じ取れるはずだ。
乾いたスポンジに、また戻った気がする。
どんどん吸収するんだ。まだまだ!